いくつになってもおしゃれを楽しみたい。
とはいえ50代にもなれば、靴の選び方も変わってきますよね。
熟練した嗜好のあなたはもしかすると一周回って上品でシンプルな靴選びに落ち着いているのでは?
もう一つ大切なのが履き心地。
疲れない靴というのは社会人の生活には欠かせない要素です。
ですがそうなると今度は条件に見合った商品がなかなか見つからない。
- 素材感のしっかりしているものが少ない…
- 品数が少なくてサイズの合ったものが見つからない…
- 若いブランドものは派手すぎる…
悩みは尽きませんよね。
50代の女性は皆さんどこで靴を買っているのでしょうか?
今回は当サイトで行ったアンケートをもとに、50代におすすめの靴のブランドと、人気の通販サイトをご紹介していきます。
まずはスニーカーについて、基本的な用語を覚えておこう!
もしも店舗に行って店員さんと話す時に、靴の種類を知らないとお互いポカンとなってしまうので、まずはスニーカーの基本だけおさらい。
これを知っておけばネットで商品を探す際にもイメージが湧きやすい。
お気に入りの商品を見つける早さも変わってきますよ!
ローカット・ミッドカット・ハイカット
これらは靴の地面からの高さを表しています。
言葉を見てピンときていた!という方、お見事です。
ローカットは一番背の低い靴。
例えは悪いですが上履きのような靴ですね。
ハイカットは背の高い靴。
50代におすすめの靴はシンプルなものが中心になりますが、その場合、ハイカットの多くは布製のスニーカーしかありません。
商品紹介の際にもこの言葉は登場するので、後ほど画像と一緒に見ていきましょう!
ミッドカットはローカットとハイカットの中間。
ミドルカット、なんて言い方をしてもOK。
ローテクスニーカーとハイテクスニーカー
『テク』とは『テクニック』の意味つまり靴の機能を表した言葉です。
ナイキのエアマックスってご存知ですか??
1990年代に流行りすぎてエアマックス狩りなんて言葉ができたほど。
靴底にエア(空気)が入っていることで衝撃を吸収する仕組みが備わっています。
こういった現代的な『機能』を持った靴がハイテクスニーカーと呼ばれます。
機能を備えるためにかなり見た目も派手になっており、基本的にはミッドカット、ハイカットのシルエットで作られています。
50代ではメンズ、レディースともにあまり履くことはないでしょう。
一方のローテクスニーカーと呼ばれるものが一般的なスニーカーです。
…以上!
ほとんどローテクが出回っているので、逆にハイテク以外、ということで説明してしました。
靴選びにときどき出てくる用語なので知っておくと便利!
ちなみに本記事でご紹介するのはすべてローテクスニーカーです。
スニーカーの種類
最後に靴の種類で代表的なものがあるをいくつか見ておきます。
スリッポン
『スリップオン』から来た言葉。
簡単に着脱できる、という意味でヒモや留め具の無いプレーンな靴のことを指します。
パンプスなどでもこの形態は取り扱いがあるので比較的馴染みのある言葉でしょうか。
より軽やかな印象を与えるのでシンプルなファッションとして近年とても人気の高いアイテムです。
ドレスタイプ
形状は革靴と同じ。革靴もドレスシューズなんて言い方をしますが、このスニーカー版と考えると良いかも。
フォーマルなスタイルになっていて、素材も皮のものが多いですね。
プロゴルファーが履いているような紳士淑女の靴といった感じ。
全体的にシュッとした作りで足を細く見せるという特徴もあります。
他にも種類はいくつかありますが、シンプル、フォーマルなスニーカー選びではそこまで知識を詰め込んでおく必要は無いでしょう。
気に入った靴があったら、この靴のタイプは何!?と、必要な物だけ覚えていった方が効率的ですね。
50代におすすめのスニーカーブランドを一挙ご紹介!
それではここからはスニーカーのブランド紹介。
特に、
- 履きやすさ
- 上品さ
- シンプルさ
を基準にして人気の靴をチョイスしています。
VANS(バンズ)オーセンティック
ネイビー、青、黒のシンプルなローカット(高さの低い靴)スニーカーを探していたのであればこの種類がおすすめ。
サーフ系ファッションでおなじみの布製の靴ですが、カジュアルなファッションにもよく取り入れられます。
シンプルで着る服を選びません。
きれいめのファッションにあえてスニーカーを合わせる『はずし』のアイテムとしてもよく用いられます。
今回ご紹介しているシリーズはタン(足の甲にあたる部分)が短めに作られており、その分肌が見えてさわやかな印象を与えます。
靴紐の無いスリッポンタイプもありこちらも人気。
どちらがメジャーということもないので、ここは好みで選びましょう!
ローカットのスニーカーではコンバースも有名なのですが、オールスターシリーズはシンボルマークの星の絵柄の主張が強いので、今回はバンズをピックアップしています。
似たテイストのブランドではプロケッツもリーズナブルでおすすめです。
スタンスミス
アディダス発の人気ライン。世界で一番売れたスニーカーとしても有名な靴です。
テニスシューズとして白を基調にしているので、清潔感がありスポーティーな印象を受けますよね。
履きやすさ、機能性も抜群!
1973年誕生以来、今なお絶大な人気を誇る名シューズです。
白の靴を探している方には特におすすめ!
ただし、一つ注意点があります。タンの部分が長く足に当たるので、慣れるまでは少し長めの靴下をはくようにしましょう。
ニューバランス ML574シリーズ
特に上品で高級感のあるのがこのニューバランス!
プレゼントとしても人気の高い靴です。
見た目はハイテクスニーカーのようだけれども中身はシンプルな小洒落たアイテム。
今では街を歩けば5分に一人は見つかるほどメジャーな商品でもあります。
おすすめの理由はそのクオリティはもちろん、少しズルい話ですが、安いものと高いものの区別がつきにくいんですよね。
価格に幅があり、安いもので9,000円、高いものだと30,000円程するのですが、どっちが高い?と聞かれて、外見だけではなかなか区別がつきません。
例えば下の画像、どちらがいくらくらいか予想してみてください。
左がML574というシリーズで8,000円、右がM998というシリーズで25,000円です。あまり区別がつかないですよね?
もちろん履き心地などは高いものほど良くなりますが、産地で価格が大きく変わっているため、大衆向けのシリーズを選んでもそれなりにおしゃれに見えるんです。
素材感も込みで品質が価格の上を行く商品ということでこちらも非常におすすめ。
ミッドカットのスニーカーをお探しであればこれしかない!といった感じです。
人気通販サイトは?
店舗・カタログ・ネットショップ。
洋服を買う方法が多様化しても、昔から使っている購入方法は一番安心できるもの。
このサイトを訪れているかたも、やっぱりイメージしやすいカタログが好き!
店舗で試着しないと買わない!
でも、ネットショップがやっぱり気になる…くらいのモチベーションの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
カタログを取り扱ってきた大手も軒並み今はネットショップに注目しています。
従来通りコストパフォーマンスは高く、上記であげたブランドと比べると、手軽に買える商品は圧倒的に多いんですよね。
もう一つの大きな違いは利用者の年齢。
40〜60台の女性に向けたサイトになるの同世代で人気のあるものをしっかり選んでくれている。
そういった点も踏まえて、ここからは大手通販サイトのスニーカー事情を見ていきましょう。
ベルーナ
ミセスファッションとして人気の高い通販総合サイトです。
ベルーナ、ルアール(LUAR)、リュリュ(RyuRyu)といったレディース向けのファッションカタログも出版。1986年創刊と歴史も長い大手!
特に50〜60代向けにファッション提案をしているところからもコンセプトはど真ん中。
スニーカーの取り扱いは、ナイキやアディダス、プーマなどのセレクトアイテムと、ベルーナ独自の商品とを取り扱っています。
オリジナルのラインに関してはどちらかというと大人っぽい細身の革製品が中心。
ドレスタイプの多いショップですね。
一品一品の価格が非常に安く、3,000円からでも手頃な商品が見つかります。
※ベルーナオリジナル商品については
トップ > 靴(メニュー) > 絞り込み(メニュー) > ショップ名 > BELUNA
から検索できます。
ニッセン
ミセスファッションでおなじみの大手通販サイト!
1943年創刊の日本繊維新聞からその名のついたショップとあって、ファッション業界の老舗中の老舗です。
女性の体系の悩みへのアプローチを意識しているブランド。
大きいサイズを揃えるのではなく、体系をカバーするシルエット作りに特に力を入れることで、体にあった服作りを提案しています。
取っ手の長いバッグ、股ズレ帽子デニム、身幅の広いジャケットなど、他社の似たような商品と比べても使ってみると違いが分かる!
品揃えも非常に多く、スニーカーだけで150を超える商品があります。
なかなか自分に合うサイズがなかったけれど、ニッセンで初めて気にいるものが見つかったという声も!
メッシュ素材や靴底の厚いもの、足首周りがゴムで固定されているものなど、50代女性の声を形にした商品が集められているので見ていて飽きない。
価格はベルーナよりもさらに安く、1,000円台から見つかる商品も多数あるのも特徴です!
ベルメゾン(千趣会)
良いものをより安く。クオリティにこだわるのがベルメゾンの特徴!
それを実現するための大きな特徴が製造小売業、つまり、自社の製造工場を持っているというところですが、スニーカーに関してはブランドセレクトがメイン。
流行に対して敏感で、今回ご紹介しているニューバランスやアディダスについても取り扱いが多い。
近年人気のメッシュ素材のランニングシューズも見つかります。
まとめ
いかがでしたか?
カタログが主流だった時代からネットショピングに移行し、すでに各社成熟期に入ったと言ってもいいかもしれません。
野村総研の生活者アンケートでも50代が洋服を購入する際、通販を利用するという人の割合は50%を越えると発表しています。
お店で選んでネットで買うというねじれた構造も今は昔。
ネットで購入してサイズが合わなくても無料で交換対応も可能!
通販では人件費がかからないため店舗よりもお得に購入できるという事実も基本事項となっている今、通販サイトの知識は必須。
まだ利用したことのない人も、新しい通販サイトを探していた人も、試しにぜひ気になったサイトをのぞいてみてくださいね。