メンズスニーカーといえば何?
革靴であればある程度のものを履いていれば、メーカーについて気にする人は少ないでしょう。
ですがスニーカーについてはそうもいかない。ブランドごとに特徴がありますよね。
気に入った靴を見つけても、このブランド本当に50代で履くもの?と不安になる方も多いのではないでしょうか。
周りに履いている人がいるかを気にするだけで、どんなブランドかは全く知らない。
趣味でサッカーをやっているあなたのスニーカーも、実はルーツはテニスシューズだったということも?
金額についても気になるところ。
- カジュアルならカジュアルなりに
- 大切な人と出かけるのであれば品質にこだわって
- プレゼントに選ぶならしっかりとした歴史のあるブランドに
身の丈に合った靴を選べるかも大切なポイントですよね?
今回は人気のスニーカーブランドについて、50代からでも履けるおすすめの靴をハイブランド、ローコストに分けてご紹介していきます。
安いのにおしゃれ?50代におすすめのカジュアルスニーカー!
プチプラカジュアルならやっぱりVAS(バンズ)!
ラフな着こなしで良いなら正直スニーカーはナイキでもアディダスでも構わないのでは?と思われるかもしれません。
それはそうなのですが、ここでこだわりたいのはやはり若いころのファッションとどう区別するのか。
そこでおすすめなのがVANS(バンズ)。
それはスケーターブランドとして確立されたメーカーであるから。
テーマがあるからこそ、人気のラインも確立されており、上記は定番中の定番。
他の大手スポーツブランドでも定番となっている靴はあるのですが、どちらかというと若い世代向けで50代の世代まで定番として履かれている靴は少ないんですね。
逆にビンテージということでコンバースなどを愛用している人もいますが、きれいに見せるには難しいので今回はバンズを選んでいます。
上記は『オーセンティック』というシリーズで、少し生地が厚めにできている『エラ』というシリーズもあります。
個人的にはよりシャープに見えるオーセンティックをおすすめしていますが、好みで選んでも問題はないでしょう。
ローカットでもおしゃれに見えるブランド、パトリック
50代革製のスニーカーの王道ブランド。
日本のスニーカーと比べると非常に珍しい形をしていますよね?
もともとはサッカーシューズとしての発祥で、現在のフットサルシューズなどと同様に革製の丈夫な作り、ソール(底)は薄手でもしっかりグリップの効くように。
その面影は今も残っていますが、一般にも広まったのはスタイリッシュなデザイン性。
パトリックはその靴を生み出した職人、フランスの『パトリック・ベネトゥ』の名前からとっているんですね。
パリコレがファッション界のトップファッションショーであるようにフランスのパリ・ミラノは世界ファッション界の心臓部。
そこで育ったブランドですから、一流の靴であることは言うまでもありません。
通勤用にも着れるほどフォーマルで、バーバリーなどのダンディーなブランドとも相性の良い靴です。
際立つ大人のたしなみ!ハイブランドよりのスニーカー!
履いていても疲れない!きれいめにも相性ばっちりのニューバランス
今や街を歩けば見ない日はないニューバランス!
一般的な布製のスニーカーとは一線を画す上品なデザインで、特に大人層から人気がある靴。
抜け感のある洗練されたデザインもさることながら、このブランドに魅力を感じている人の多くは『履いていて疲れない!』というところにも魅力を感じているんですよね。
もともとブランド名に由来する通り、体のバランスを支える靴。元をただせば強制靴として誕生した歴史があるんですよね。
唯一無二の履き心地にも納得です。
型番がMRL990など、そのほとんどが英数字の羅列で展開しているため、詳しい人でないとなかなかその種類の見分けがつかない靴でもあります。
上記のシリーズは一般的なラインとして人気のある靴。
ちょっと考え方はずるいのですが、別の高級品質のラインとあまり見わけのつかないもので、安価なラインを選択しています。
『安価なラインってなんでわかるの?』
と言うと、詳しい人であればピンとくるかもしれませんが、ニューバランスではアジア製の量販ラインと、イギリス、アメリカ製の高級品質ラインの2種類に分かれているんですね。
量販ラインの中でも高級品質のシルエットにより近いスニーカーということで上記の靴を選んでいます。
プレゼントにはM995がおすすめ!
一方、より品質にこだわりたい方や、お世話になった人へのプレゼントとして人気があるのが後者。
現在多く流通しているニューバランスのモデルの中で最もシンプルで上品なのはM995でしょう。
M996も似た形でかっこ良いのですが、つま先のメッシュ部分が濃いグレーになっているためより明るい印象を与えるM995をチョイスしました。
もちろん他のシリーズもありますが、これ以降の靴はややゴツめの見た目をしているんですよね。
もう少し迫力のあるモデルが好き!という方であればM990やM1300などもおススメです。
確かな歴史を持つルコックポルティフ
ニワトリのロゴマークでおなじみのブランド!
フランスでも最古のスポーツブランドと言われている老舗中の老舗。
1951年のツールドフランス(自転車レースの最高峰)でフランスのユニフォームとして採用されたことを皮切りに、世界各国で愛用されるように。
特にこのスポーツ!という枠組みは設けておらず、各分野でメジャーなメーカー。
ただ、日本ではあまり若い頃は関わりのないブランドかと思います。
ルコックが日本で有名なのはゴルフウェア、テニスウェアとしてとても大きなシェアを持っているから。
そのため紳士の靴としてのイメージの強いブランドなんですね。
大衆向けにスニーカーを販売しており、50代から選ぶとなると候補の一つに上がってきます!
上記のアイテムはルコックの代名詞ともいえるフロント部分に縦にスウェードの入ったクオーツレザー。
素材感もさることながら、少し人と違ったディティールにもこだわりが感じられます。
ビジネスファッションの定番リーガルのスニーカーライン
紳士靴の名ブランドであるリーガル!
日本で愛されている大きな理由はやはり国産メーカーであること。
軍需産業として革靴の生産を行ってきた会社ですが、悲しいかな、戦争は国の技術を飛躍的に伸ばすものでもあるんですね…。
もとはアメリカのブランドでしたが、1961年に商標権を日本が獲得し、国産ブランドとなりました。
小手先の知識はさておき、その人気が今も続いているのはやはりその知名度と機能。
スニーカーに関してもラインが豊富で、フォーマルな場にも履いていけるドレスタイプの靴をチョイス!
革製品でここまで品質にこだわったスニーカーは他ではなかなか見つからないでしょう。
目上の方へのプレゼントとしてもおすすめの一足。
まとめ
いかがでしたか?
ハイブランドと言ってもスニーカーというジャンルになると、いずれも手の届く範囲に収まってきます。
雨の日にグリップの効くアイテムを一つ持っておくのも大切!(防水のお手入れは忘れずに)
今回ご紹介したスニーカーはいずれも作りは一級品。
丈夫で長持ちする一足を、ぜひあなたの愛用品としてレパートリーに加えてみてくださいね。